スティーヴン豆腐

誰かの花のスティーヴン豆腐のレビュー・感想・評価

誰かの花(2021年製作の映画)
2.8
シネマジャック&ベティ30周年記念企画映画を初日舞台挨拶付きで鑑賞。
子役の太田琉星くんが監督はじめ出演者の皆さまから愛されてるのが伝わってきた。

同じく2021年に公開された『空白』や『由宇子の天秤』とも重なるテーマだが、これら二作品と比べるとやや決め手に欠ける。

劇場のある黄金町・日ノ出町周辺で撮影されたシーンが多く「あ、ここも」「あそこも」「お、浜志まんw」などと見慣れた景色を見つけ出す愉しさはあるものの、如何せん話が重い!後味も良くはない!
折角の30周年記念、かつての「映画の街ヨコハマ」を舞台に映画の楽しさや映画に携わる人々をストレートに描いた企画ではダメだったんだろうか?
お祭り感で言うと同日に企画された『私立探偵 濱マイク』シリーズ三部作リバイバル連続上映の方が…