りさ

誰かの花のりさのネタバレレビュー・内容・結末

誰かの花(2021年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

好きなカトウシンスケさんだから、感情移入がすごいとかそういうことじゃないんだけど
映画館では電話のくだりでは泣いたけど、他で涙が出なくて、串カツ田中が謎に頭をかすめて、あごめん聞いてなかったわがあったんだけど
帰り道になんか込み上げてきてしまって歩きながらグズグズしちゃった

介護士とのエレベーターの「はーいごめんなさーい」?か「はーいわかりましたァ」だったっけか、の言い方が良かったし好き
カトウシンスケはこういう役が似合うなぁ、泥臭いやつ
どうしても応援したくなるんだよなぁ
主人公がどうしても友人に重ねてしまったなぁ

男の子が手を切ったことがきっかけで起きたことでもありつつ、カトウシンスケは被害者だったから、被害者の気持ちは痛いほど分かるし、今回の被害者たちに何度も試されるんだけど、どうしたって家族を自分のやり方で守りたかったんだなぁって思う
人生は試練の連続ですなぁ

「大切な人がある日突然消える」
「恨んで生きるのは自分だけでいいかなって」

ほんとに「誰かの花」だったなぁ!いつでも被害者加害者になりうる
りさ

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