早嶋すみちゃん

誰かの花の早嶋すみちゃんのレビュー・感想・評価

誰かの花(2021年製作の映画)
4.0
団地で起きた死亡事故と痴呆の父への疑心。
無言になったりはぐらかしたりと語らない映画で、「もし自分だったら...」と想像せずにはいられず、どれだけ振り払おうとしても悪い方へ考えが巡ってしまう。
ただ観ているだけなのに事件の当事者の輪に引き込まれた感覚。切実で真摯な映画。