マスカレード・ナイトのshioのネタバレレビュー・内容・結末

　撮影監督の江原さん、相変わらず最高です、、、！
　序盤のさんまのサイネージを撮る際の窓との遠近表現といい、ラストの式場でのバージンロードをなぞるようなカメラワークといい、劇中の雰囲気を決して壊さない映像の間の取り具合の塩梅が、完全に「わかってる」としか言いようがない！特に後者は「大奥」の渡り廊下の緊張感を思い出して江原さんファンとしては眉唾物だった（個人的な感想です笑）

　撮影以外のところについて、、、
　今作は原作を読んでから鑑賞したんだけど、思ってたより小説に忠実でびっくり。脚本さんの力量を感じた。
　ただ、小さい伏線のあるエピソードの多さの割に、犯人の推理につながる明確な伏線（いちご農家の笠木さん、、、）が端折られてるのがなあ。でもあったらあったで犯人の以外さに対する驚きとかは無くなってたのかもしれない。
　ていうか、東野圭吾さんの原作小説でも妹の誕生日は年末だったっけ？割と細かいところ見落としてるのがわかったから、小説もう一度読み直してみようかな。