福福吉吉

ピースメーカーの福福吉吉のレビュー・感想・評価

ピースメーカー(1997年製作の映画)
3.5
ロシアにおいて解体される予定の核兵器10発が謎の集団に奪われ、そのうち1発が爆発した。原子力科学者ジュリア・ケリー(ニコール・キッドマン)はロシア担当のアメリカ軍人トム・デヴォー(ジョージー・クルーニー)と共に核兵器の奪還に挑む。

ストーリー展開が早く、また、核兵器の奪還というミッションの危険性・重要性から緊迫感が常時、伝わってきました。一方でボスニアで外交官のデューサンについてストーリーが進行していたが、前半は説明が少なく、何を意味しているのか理解できなかった。これは後半のストーリー展開でその意味が分かるので問題ないと思います。
科学者のケリーと軍人のデヴォーのコンビは最初はデヴォーのやり方にあきれていたケリーだが、結構すぐに協力的な関係になったので意外な印象を受けたが、核兵器の奪還という緊急事態があるので仲違いしている場合じゃないので納得できました。
カーチェイス、ヘリコプターでの追跡など派手な展開が多いので退屈することなく最後まで観ることができました。
ラストに「それで大丈夫なのか?」と疑問を覚えましたが、作品全体としては非常に面白かったと思います。
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