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ブレット・トレインのJIZEのレビュー・感想・評価

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)
3.7
東京発京都行の高速列車を舞台にあるブリーフケースを盗むよう謎の女性から指令を受けるが列車に乗り合わせた10人の殺し屋たちからイノチを狙われる。9月の1本目は、ブラピ主演のアクションスリラーで、事前のPR等からも楽しみにして観た。原作は伊坂幸太郎の小説「マリアビートル」。私自身その著書は遥か昔に読了したが、記憶は薄くまあまあ新鮮。"ブリーフケース"が映画内のマクガフィンで争奪戦にする図は、古典の定型を踏襲していて、スピード感やリズム感など走行する列車のようにシンプルだが飽きさせない。またデヴィッド・リーチ監督のフィルモグラフィの代表作『デッドプール2(2018年)』のような容赦無さ感は、思い切りの良さもありそれもまた魅力。真田広之など日本からの精鋭も参戦。まさしく本作品はブラピの新境地 開拓か。バリバリに突飛なアクション映画を観たという感覚にさせてくれます。
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