原作「マリアビートル」を再読し、予習を済ませて鑑賞。
アクション映画として面白い!ブラッドピットも年齢を感じさせないアクションで魅せている。
一方、プロットは原作に忠実であるが、テイストは原作とは少し異なる感じがした。
伊坂幸太郎の作品の持つ登場人物間の「洒落た会話」のやりとりを再現するのは難しかったようだ。日本の小説を海外で映像化する場合、登場人物の内(心の描写)よりも外(アクション)にフォーカスが当たるは仕方がないのかもしれない。
個人的には、「王子」にもう少し焦点を当ててほしかったなと思う。