原作はだいぶ前に読んでいて、結構面白かった記憶があった。そんな小説をハリウッドで映画化すると聞いてワクワクしながら予告を見たら、「こんな話だったっけ?」とかなり驚いた。
ただ、監督はデビッド・リーチだしまあ観てみるかと思いつつ鑑賞。
結果、とても楽しかった。
まず、予告の時点でまた変な日本だなぁと思って本編を観てみると、確かに違和感はあるが、細かいところはちゃんとしていて驚いた(駅構内の表示とか、新幹線の駅名とか)。というか、異国風日本の世界観を思いっきり狙ってきたなと思った。それがわかった時点で、違和感とかは気にならなくなった。
あと、キャラの設定はかなり原作に忠実だったのにも驚いた(トーマスで語るところとか)。
後半の展開とか、設定が変わってるところも、映画のテンションを考えれば全然有りだと思ったし、デッドプール2のお返しと言わんばかりにあの人が一瞬出てきたところも面白かった(笑)。
日本のコミック等の実写化で評判のいい映画をあまり聞かないが、原作の良さを活かしつつ、はっちゃける所は思い切りはっちゃけているこの映画のような作り方に、とても好感をもった。