Harumakiさん

ブレット・トレインのHarumakiさんのレビュー・感想・評価

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)
3.8
【 「最悪が止まらねぇ。」 】

この映画は、日本を舞台に様々な殺し屋たちがそれぞれの想いで戦う、ブラッドピット主演の超ハイテンション・サイコムービーです。
日本が舞台なだけ親近感は特別で、それでもハリウッド関係のクオリティにはさすがだなぁと驚かされる。
止まらない“アホ”さが面白い今作、映画館で見るべきやった、、、、。

●場面展開とキャラクター像。
・全体的な魅力はやはり場面展開の構成と、それに生かされるキャラクター像ですね。
登場するキャラクターは全てが印象的で、一人一人が繋がって完成される作風はどこか『パルプフィクション』を連想させるような仕掛けでした。
登場するキャラたち、死んでから語られる一人一人のストーリー。くせものでしかない、、、、真新しい構成、今作のぶっ飛んだ世界観にはベストマッチでしたね。

・超がつくほどの悪運をもつ主人公、レディバグを演じるブラッド・ピット。最強のイケおじと言うよりは、おっちょこちょいで可愛げの強いイケおじで、新鮮な役がしっかりと楽しめました。
自分的には1番好きなキャラクターである兄弟ヤクザは、重要で愛されるモブキャラでとても印象的に描かれていました。
2人のコードネーム、“レモン”と“ミカン”、、、何気ないやりとりはアホ面白さ全開で、兄弟だったのか、幼馴染だったのか、描ききらない部分もこの映画らしい(笑)。
全てのキャラの、全ての行動がどこか伏線のようで、終盤に向かうにつれオチが読めないというドキドキ感はクセになる。
内容こそ薄いですが、圧倒的グロさと面白さで派手なアクションも自然に見いれる今作は、とてもとても素晴らしいものでした。

●戦闘シーンは超迫力と超グロさ。
アクションバリバリで少年心くすぐられる戦闘は多く、それでもファンキーさを忘れない演出、圧倒的バリエーションのグロさは爽快感を大いに感じれました。
最後の電車の中での戦闘シーンは、ブレーキの効かない新幹線の中というシチュエーションで、稀で緊張感のある戦いを楽しめました。エルダー役の真田広之のイケオジ感満載の刀のアクションは痺れたなぁ、、、、さすが和を感じられる、、、。

◉まとめ
この作品は新幹線の中で行われる、ポップとグロが入り混じった暗殺バトルをブラッド・ピット主演で描いた作品です。
内容はシリアスではなく、爽快感のある演出がとてもクセになりました。ジョークの混じる戦闘シーンや、キャラクターとストーリー構成など、この作品特有の味が出ていて魅力です。
こういう作品は、ほんと好みなので、満足度超高いです!!
いやぁおもしろかったぁ〜!










ブラピのちょい間抜けなイケオジ感たまらん、、、、、、そして、原作が日本というのはほんと誇らしい!!
こんな作品を見といて、もう一作品レビュー残ってるんですよねぇ、、、、ホラー映画『バーバリアン』笑。
早く上げれるように頑張ります!!( ´ ▽ ` )
Harumakiさん

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