ナツミオ

ブレット・トレインのナツミオのレビュー・感想・評価

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)
3.7
WOWOWオンデマンド鑑賞
【ブラピ祭-1】

”プランBでいく“

原作は未読。
何も考えずに観られる〜
昨日今日で2回観てしまった〜‼️
1回目より2回目の方が楽しめた。
何故に……⁇
スコア3.5→3.7へスコアアップ。

ブラッド・ピット、真田広之らが競演し、伊坂幸太郎の小説「マリアビートル」を映画化して注目された話題のコミカルアクション。日本の新幹線で世界の犯罪者たちがバトルを展開。

原題 『Bullet Train』

2022年米作品127分
監督・製作 デヴィッド・リーチ
製作 アントワーン・フークア ケリー・マコーミック 
原作 伊坂幸太郎 『マリアビートル』(角川書店)
脚本 ザック・オルケウィッツ
音楽 ドミニク・ルイス
撮影 ジョナサン・セラ
出演 ブラッド・ピット 真田広之 ジョーイ・キング アーロン・テイラー=ジョンソン ブライアン・タイリー・ヘンリー 
アンドリュー・小路 マイケル・シャノン 
サンドラ・ブロック マシ・オカ 

(WOWOW番組内容より)
東京駅。殺し屋のレディバグ(ピット)は引退を望んでいたが、東京発・京都行の新幹線にあるブリーフケースを回収せよという仕事を引き受ける。だが車内ではブリーフケースを見張るタンジェリン”みかん“(テイラー=ジョンソン)とレモン(ヘンリー)というコンビやブリーフケースを狙っている大勢の犯罪者と乗り合わせることに。一度はブリーフケースを盗み出すことに成功したレディバグだったが、日本の大物エルダー(真田)ら、すご腕ぞろいの犯罪者たちに襲われながら京都まで行くことに……。

(WOWOW解説より)
日本の小説「マリアビートル」がハリウッドで映画化されるとあって、製作発表時から大きく注目された話題作。
主な舞台となるのは東京から京都に向かう東海道新幹線の車内。そこでピットが演じる犯罪者レディバグは、あるブリーフケースを回収する仕事に挑むが、世界の犯罪者たちも同じブリーフケースを狙い……。

新幹線の車内もそこから見える車外の風景も、海外の観客が考える“クールなジャパン”としてファンタジー風に描かれた。
実は「ジョン・ウィック」シリーズ第1作でも監督のひとりだったデヴィッド・リーチが監督(ノンクレジット)。

馬鹿馬鹿しくて、何も考えず頭を空っぽにして楽しめる127分。

外国人から見た”Cool Japan“
 人、もの、風景が面白い‼️

もう少し短くても良かったかも⁈

無駄に豪華なキャスト‼️(褒めてる)

音楽も、意外なところで日本の懐メロが数回登場し、胸熱〜‼️
(忘備録にサントラ・リストあり)



以下、ネタバレあり
【印象のシーン、モノなど】
・凄腕殺し屋2人組”みかん“と“レモン”
の関係性。
緩急つけた笑いとシリアスな暗殺シーン
 ”16人殺した” ”いや17人だ!“

・“きかんしゃトーマス”
  登場キャラの性格を理解しているとより深く楽しめるかも⁈
 トーマスのシールを握らせるシーンはジワっとくる…

・ “かけろ、モモもんメガネ”
モモンガ・ファミリー TVキッチン
 木曜 朝9時
新幹線車体のデコ、車内のシートカバー、客席のTVCM、着ぐるみ、救出した息子に掛けるメガネ
そこら中にキャラクターが……

・日本高速電鉄(NSL)”ゆかり号“

・日本の高級ウィスキー ”岩井“

・中央動物園の飼育員
 盗まれた毒蛇”ブームスラング・スネーク“のインタビュー
 カタコトの日本語…日本人俳優、使え!
 車掌も多分日本人でない⁇と思ったら日本人・マシ・オカ、(外人の振り⁇)

・無駄に豪華なキャスト(ノンクレジット)
 乗客 チャニング・テイタム
 
 殺し屋カーバー ライアン・レイノルズ

 クレジットありだが、姿は最後だけ
 マリア・ビートル役サンドラ・ブロック

・多機能トイレにビックリ!のブラピ
 “もよおしたら使いたい”

・みかんとプリンスの会話
 ”あいつ(レディバグ)のプランBにされた!“
 本作はブラピの製作会社“プランB”は無関係⁇


 “偶然の運命なんてない”



【忘備録】
【オリジナル・サウンドトラック】
1. ”ステイン・アライヴ“
"Stayin' Alive"
5:49
歌 アヴちゃん
作 Barry Gibb 、 Robin Gibb 、 Maurice Gibb

2. ”パワー“
"Power"
2:57
歌 Siiickbrain feat.Pussy Riot
作 Drew Fulk 、 Caroline Smith 、 Nadejda Tolokonnikova

3. ”アイム・フォーエヴァー・ブローイング・バブルス“
"I'm Forever Blowing Bubbles"
1:56
歌 Engelbert Humperdinck
作 James Brockman 、 John Kellette 、 James Kendis 、 Nat Vincent

4. ”ラ・デスぺディーダ“
"La Despedida"
3:57
歌 Alejandro Sanz
作 Dominic Lewis 、 Luiz Augusto Buff

5. ”マイ・タイム・トゥ・シャイン“
"My Time to Shine"
2:35
歌 Upsahl
作 Dominic Lewis 、 Upsahl

6. ”キル・ミー・プリティ“
"Kill Me Pretty"
2:40
歌 奥田民生
作 Dominic Lewis

7. ”カップル・オブ・フルーツ“
"Couple of Fruits"
2:09
その他 Big Fella
作 Dominic Lewis 、 James Brockman 、 James Kendis 、 John Kellette 、 Nat Vincent

8. ”時には母のない子のように“
"Tokiniwa Haha No Naiko No Youni"
3:23
歌 カルメン・マキ
作詞 寺山修司
作曲 Michi Tanaka
編曲 山屋清

9. ”スイート・サング“
"Sweet Thang"
4:12
歌 Shuggie Otis
作 Shuggie Otis 、 Johnny Otis

10. ”ファイブ・ハンドレッド・マイルズ“
"Five Hundred Miles"
3:41
その他 Song for Memories
作 Hedy West

11. ”ヒーロー (ダンス・バージョン)“
"Holding Out for a Hero (Dance Version)"
4:54
歌 麻倉未稀
作 Dean Pitchford 、 Jim Steinman

12. ”上を向いて歩こう“
"Sukiyaki"
3:08
歌 坂本九
作詞 永六輔
作曲 中村八大

13. ”アイ・ジャスト・ウォント・トゥ・セレブレイト“
"I Just Want to Celebrate"
3:40
その他 Rare Earth
作 Dino Fekaris 、 Nick Zesses

14. ”モモもん“
"Momomon"
0:59
歌 Dominic Lewis
作 Dominic Lewis

Total length: 45:59


ネタバレあり
【キャスト】Wikipediaより
・レディバグ(てんとう虫) Ladybug
演 - ブラッド・ピット
復帰したばかりだが、とにかく不運なベテランの殺し屋。あるブリーフケースを回収するために新幹線へと乗り込む。
原作での名前は七尾。

・プリンス(王子) Prince
演 - ジョーイ・キング
イギリス人女子学生。木村に息子をビルから突き落としたのは自分だと告げた上で、彼を自身の目的のために利用する。
原作の王子慧に当たるキャラクター。

・タンジェリン(みかん) Tangerine
演 - アーロン・テイラー=ジョンソン
白人のイギリス人の殺し屋であり、レモンの仲間。レモンと共に、サンとブリーフケースを護衛している。
原作での名前は蜜柑。

・幼い頃のタンジェリン
演 - マイルズ・マーチ

・レモン Lemon
演 - ブライアン・タイリー・ヘンリー
黒人のイギリス人の殺し屋のであり、タンジェリンの仲間。タンジェリンと共にブリーフケースを護衛していたが、レディバグに奪われてしまう。『きかんしゃトーマス』のファン。
原作での名前は檸檬。

・幼い頃のレモン
演 - ジョシュア・ジョンソン=ペイン

・木村雄一 / ファーザー Kimura
演 - アンドリュー・小路
日本人の殺し屋。息子をビルの屋上から突き落としたプリンスに復讐するため、新幹線へと乗り込む。

・幼い頃の木村雄一
演 - パーカー・リン

・エルダー(長老) Elder
演 - 真田広之
木村の父親。木村の後を追って新幹線に途中乗車する。
原作での名前は木村茂。

・若い頃のエルダー
演 - ヨシ・スダルソ

・ホワイト・デス(白い死神)
White Death
演 - マイケル・シャノン
ロシア人の犯罪組織の大ボス。裏社会では名の知れた存在であり、冷酷な性格を恐れられている。リボルバーを使ったロシアンルーレットによる殺しを好む。タンジェリン、レモン、ホーネット、カーバーに矛盾する依頼を出し、争いが起こるように仕向ける。
原作の峰岸良夫に当たるキャラクター。

・マリア・ビートル Maria Beetle
演 - サンドラ・ブロック
レディバグのハンドラー。彼に電話で指示をする。
原作での名前は真莉亜。

・ウルフ(オオカミ) Wolf
演 - ベニート・A・マルティネス・オカシオ
妻を殺した犯人に復讐を果たすため、新幹線に乗り込んだメキシコ人の殺し屋。
原作での名前は狼。

・幼い頃のウルフ
演 - イアン・マルティネス

・サン(息子) The Son
演 - ローガン・ラーマン
白い死神の息子。中国マフィアに誘拐されたがタンジェリンとレモンに救出される。
原作の峰岸の息子に当たるキャラクター。

・ホーネット Hornet
演 - ザジー・ビーツ
アメリカ人の殺し屋。通り名のとおり、毒針を使った殺しに長けている。ブリーフケースの中身を報酬に、サンの殺害を引き請ける。
原作での名前はスズメバチ。

・車掌
演 - マシ・オカ
レディバグたちが乗る新幹線の乗務員。切符を落としたレディバグに冷たく接する。

・車内販売員
演 - 福原かれん
レディバグたちが乗る新幹線の乗務員。親切で優しい性格。

・木村渉
演 - ケヴィン・アキヨシ・チン
木村雄一の息子。プリンスにビルの屋上から突き落とされ、意識不明の状態で入院している。

・峰岸
演 - 嶋本信明
過去に日本の裏社会を牛耳っていたヤクザの大親分。ホワイト・デスの裏切りによって殺される。

・アレクセイ・イリイン
演 - パシャ・リチニコフ
ホワイト・デスの手下。タンジェリンとレモンに電話で指示を行う。

・ジェフ・ズフェルト
演 - デヴィッド・リーチ
タンジェリンとレモンがサンを救出する際に、事故で死なせてしまった「17人目」の被害者。一般人。

・新幹線の乗客
演 - チャニング・テイタム(ノンクレジット)
レディバグに協力する男性。200ドルで彼の身代わりを演じる。
”俺と一発ヤリたい?”

・カーバー
演 - ライアン・レイノルズ(ノンクレジット)
レディバグの同僚。本来は彼が新幹線に乗るはずだったが、病欠でレディバグに代わった。レディバグ曰く「最低の奴」。
無駄に豪華なキャスト⁈(笑)

・ブームスラング・スネーク
本編直前に動物園から盗まれた蛇。何故か新幹線に積み込まれていた。噛まれると30秒で全身から出血して死に至る猛毒を持つ。

・ボトルウォーター
タンジェリンとレモンが購入したフィジーウォーター。
“Fuji”の間違いかと思った…
ナツミオ

ナツミオ