エラバリハッテル

ウィジャ・シャーク 霊界サメ大戦のエラバリハッテルのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ウィジャシャーク/霊界サメ大戦
あえて5.0を付けたい。最高でした。

主人公ジルはビーチで、不思議な文字の書かれた木の板を拾う。
その板は、霊界と現世を繋ぐ魔のアイテム、ウィジャ盤だった。
ウィジャ盤を友人たちとおふざけで遊んでしまい、霊界から空飛ぶ幽霊ザメ「ウィジャシャーク」を召喚してしまう。
ウィジャシャークは、ジルの友人たち次々と襲い、無関係な人をどんどんと巻き込みパニックになっていく…

①衝撃!!空飛ぶ幽霊サメ!!
やはりこの映画を観る人が最も期待するのは空飛ぶ幽霊サメ「ウィジャシャーク」でしょう。
そのウィジャシャークの正体は、少し透けているサメのお人形!
ウィジャ盤から召喚されるシーンまで何と30分かかるが、召喚シーンのCGが酷すぎて声が出ました!!
同じ動きばかりで、全く怖くない!むしろ愛おしさを感じる。
というかこの映画は一度もドキッとする所がなかったので、おじいちゃんおばあちゃんも見られるサメ映画です!

②主人公ジルが新鮮!!
主人公のジルは、サメ映画お決まりの金髪美女…という感じではない。
鼻ピアス(牛みたいな)、下唇にピアス。全身にタトゥー。ちょっとぽっちゃりさん。
可憐とは真反対。めちゃくちゃ強そう!これが結構斬新だった。

物語は、ジルひとりでいきなり山奥で始まる。
一言目のセリフ「もう!どこよ!」その通り
そこから5分間一言もセリフなしで同じBGM。
山をジルが歩くだけの映像、、、
そして二言目のセリフ「誰なの?」その通り

最後のジルの「これはパパの分!」はこの映画の中でも見どころの一つ。

③決死!ジルの父親の覚悟を見逃すな!!
ジルを救うべくオカルト一家であったことをカミングアウトした父は、自らを囮として、霊界に乗り込んでいく。
ラストシーンの霊界を舞台としたウィジャシャークvsジルの父親は涙なしでは見られない(抱腹絶倒が故の)

小学生の頃俺もこんな感じのビームとかバリア見えてたんだけど、
オトナになるにつれて見えなくなっていったなあ。
少し感傷的な気持ちに、、、なることはなかった。

ここ数年見たサメ映画の中でも
最後の最後にここまで笑ったサメ映画はなかった。
何ならラストの戦闘シーンだけでも見て欲しい!!