籐で編まれた峡谷にかかる橋を更新する。
“橋を守ってきたボラン族やジラン族”など異部族間での共同作業をめぐる描写が面白い。政府支給のワイヤーが現代を象徴し、伝統技能として受け継がれてきた知の全体性を変容させる。インド北東州アルナーチャル・プラデーシュの絶景善哉。
共同作業のさなかに歌われる労働歌がもつ独特のうねりある節回しに、『あまねき旋律』が想起された。
拙稿「なぜあなたと歌うのか」http://www.kirishin.com/2019/01/13/22745/
『あまねき旋律』ツイ:https://twitter.com/pherim/status/1048080687822123008