忘れられない恋を振り返る森山未來と、思い出のなかで輝き続ける伊藤沙莉。「花束のような恋をした」よりもちょっと上の世代。時代がすすみ、昭和だけでなく、平成にもノスタルジーを感じるようになったんだなぁ。
「花束～」が大好きなだけに、どうしても比較してしまって、ちょっとセンチメンタルすぎるかなとか、コメディが足りないなとか思ってしまう。２人も芸達者なので、もっと崩したほうが、生き生きと、だけど切なく輝いたのでは。
文通の件はドキドキしてよかった。脚本家・高田亮の最近の仕事の幅の広さに目を見張る。SUMIREが存在感がキラリとしていてとても良い。平成のヒット曲はいろいろあるけど、象徴といえばオザケンなのだな、すごいな、いつか詩人として教科書にのりそう。
