オトギバナナさんの映画レビュー・感想・評価

オトギバナナ

オトギバナナ

シティーハンター(2024年製作の映画)

3.5

「なんだにょん?」

斑目豪、、じゃなかった、鈴木亮平がよかった。立ち姿だけじゃなくて、声も寄せてるのね。とにかく明るくて100%なシーンめっちゃ良い!そこ見れただけでも、てかんじ。

谷間重視のキャ
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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

3.9

「人にはそれぞれ、動機があるんや」

コナン、平次、キッド揃い踏み。と思ったら、も少し広がる嬉しい展開。新撰組とか戦時中とか絡むのもたのしい。最後にメールみて微笑むシーンよかった!

今回はちゃんとミ
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名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)(2006年製作の映画)

3.6

「じゃ、預けたわよ、私たちの命。名探偵さん」

コナン&平次&キッド揃い踏み。そして、新一も。推理、真犯人の盛り上がりには欠けるが、人物をうまくバラけて配置してるというか、程よく皆に見せ場がある。群像
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名探偵コナン から紅の恋歌(2017年製作の映画)

3.5

「めっちゃ距離あんで」

平次がフルスロットル。なあ工藤、おれ犯人わかってしもたで。もっと禍々しい何かや。せやけど何でや。何やて。コンクリみたいにかとうなる。言わなあかんことが、あんねーーーん!

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名探偵コナン vs. 怪盗キッド(2024年製作の映画)

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「さあて、次の獲物は、函館か」

コナンvsキッドというより、新一vsキッドと、次郎吉vsきやつ。時計台のエピソード面白かったな、黒羽快斗の舞台からはじまるのも新鮮。紅子から哀ちゃんと同じ声が聞こえて
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.5

「ヤバい。わりと、クソやばい」

まず絵の解像度がヤバい。アニメーションなのにこの解像度で、うごいていても違和感なし。声の演技もみんな良かった、自然で愛らしくて、あのちゃんも幅がすごくて幾田りらも声や
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アルベルトの手紙(2021年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

「なにそれ?くわしく聞かせて!」

あの夏のルカ、のエンドロール後に流れて丁度いいかんじ。の、短編。ああ、この2人も仲良くたのしくやってるんだな、てのをちゃんと見せてくれる。壊れても、2人で直したらい
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あの夏のルカ(2021年製作の映画)

4.0

「はい注目。俺さまが長ーいサンドイッチ食べるよー」

イタリア港町での、ひと夏の思い出。舞台がイタリアてのもあるけど「魔女の宅急便」「紅の豚」のような叙情感。景色めっちゃきれい。この町でしか得られない
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恋愛の抜けたロマンス(2021年製作の映画)

3.8

「今日はありがとう。変な質問をたくさんしてくれて」

デートアプリで出会った、ジョヤンと“ヒヨドリ”。互いに全く期待してないだけに、弾む赤裸々な会話。肩肘はらない会話に胸が弾み、微妙に照れる2人の魅力
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.9

「それか、ガムでも買うよ」

うわぁ、凄っ。ほぼPCだけで画面展開する「search」シリーズ続編。親が子を、でなく今回は子が親を探すストーリー。子のほうが使いこなしてるからね、探す手法も高度でビック
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HIDEO KOJIMA:CONNECTING WORLDS(2023年製作の映画)

-

はじめて「Death Stranding」をプレイした衝撃が忘れられない。ほんと「映画をPLAYする」感覚。映画を見てる感覚なのに、スティックを動かすと主人公が動く高鳴り。そして見たことない発想に飛び>>続きを読む

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

3.9

「オープン!!!」

待ちに待った猫と烏の決戦。孤爪をベースに置いて、烏の絶望と猫の血の巡りをまざまざと見せる。駆け足に見せるので、漫画見てから見ないと勿体ないかも。原作好きな人には、オープンの高鳴り
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ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

4.0

「ありがとう。質問はある?」

アメリカンユートピアでの舞台パフォーマンスが圧巻だったデビットバーン。若き「トーキングヘッド」時代のパフォーマンスを、リマスター上映。しかもIMAX上映!うれしい!あり
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黄龍の村(2021年製作の映画)

3.7

「お兄ちゃんは筋トレからだね」

どうなるんだろ、な序盤だったけれど、阪元監督だしなぁ、て思いながら見てたら、やっぱり阪元監督な展開だった。ま、でもイラッとするスマホ撮影シーンは丁寧なフリだったし、お
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.7

「面白い実験じゃない」

大人の女性の体で世界をスタートさせたベラ。世界を冒険し、実験することで積み重なる了見。あらゆる年令と体験を、一気に駆け抜けるエマストーンの輝きに立ち合えただけでも、見る価値あ
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.8

「ハートがめっちゃ痛い」

いーかんじの綾野剛映画。あんな大人コドモいたら好きになっちゃうよね。最初にノリノリで紅うたってるとこめっちゃ好き。長すぎる前奏も、合いの手まで自分でやってるのもウケる。
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探偵はBARにいる(2011年製作の映画)

3.5

「スピードあげてくれー!」

ハードボイルドなバディもの。漫画のルパン三世なかんじ。がんばって二枚目してる大泉洋と、やる気ない癖に超強い松田龍平。大泉さんには申し訳ないけど、やる気ない松田龍平の方が超
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.8

「もう遅い。もう踊り出した」

2024明けまして。一本目はハッピーなヤツで。もう最高のチョコレート映画なんじゃないだろうか。バレンタインの季節に上映したらいいのに。音楽が良いので、ミュージカルはこれ
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ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1993年製作の映画)

3.7

「祝日はどこから来るんだろう?そう思ったら、今から探しに行かないか」

クリスマスは別世界。What is this!?What is it mean?不気味でキモいビジュアルと、甘美な音楽の、不思議
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劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

3.8

「こんにちは。あるいはこんばんは。」

人気マンガ、アニメ待望の映画版。しかもオリジナル。ヨルさんの凄アクション、ぜったい劇場で見たかったんです、どのアクションも凄くて凄くて、最後の一撃もカッコよくて
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

3.9

「ジョナーサーン!!!」

やー、たのしーエンタメだったなぁ。ハラハラしたりホッコリしたりゲラゲラしたり。テンポはオーソドックスだけど、ここぞの見せ場はしっかり魅せる。見せ方が良いのよ、城脱出とか馬車
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恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

3.9

「Today is tomorrow」

同じ1日を繰り返し、繰り返すビルマーレイ。お高くて感じの悪い天気予報士で、好きでもない雪町から出られないもんだから、不満ばっかり。だけど毎日を繰り返していくな
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モンスターズ・パーティ(2014年製作の映画)

3.0

「ジャネルって、だれ?!」

マイク、サリーたちの大学生パーティー。今夜のパーティーの主役は俺たちだ、っつーか「どこでもドア」が主役だな。通過部屋にされた人間たち、災難。

「inc」の方の「その後」
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マーベルズ(2023年製作の映画)

3.9

「私は、このために生まれたの」

キャロルとモニカが出会うとこ見たくなって劇場行ったけど、カマラがすげー良かった!強すぎる問題を音楽で補ってるとこもパワーアップしてたし、入れ替わりアクションがたのしい
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.7

「お前は一体、だれの味方なんだよ」

思ってたより、サミュエルLジャクソン映画だったな。ちょっとタランティーノ作品見つけた気になって嬉しかったよ。しかも顔若いし。軽口に歌声に、怖さの中に愛嬌、ファンキ
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最後まで行く(2023年製作の映画)

3.4

クズな警官が、クズがゆえに袋小路に追い込まれ、しかし妙なタフさでその場その場を全力で乗り切ろうとする。序盤は良かったけど、後半は意外性に欠けたかな。車内で2人微笑むシーンはちょっとビックリ。「…感動し>>続きを読む

ファミリー・スイッチ(2023年製作の映画)

4.5

「犬と赤ん坊は、いっしょに育てないほうがいい」

めっちゃいいな。めっちゃ楽しい。家族で入れ替わっちゃう話なんだけども、いいかんじでアゲアゲ。カメラとか音楽もあるのかな、ずっと「たのしい!」が漂ってる
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ミッキーのお化け退治(1937年製作の映画)

4.0

「ぼくは勇敢。でも慎重。」

ミッキーたちは、100年近く前からゴーストバスターしてたんだな。ミッキー、グーフィー、ドナルドの、バラバラな3人組のたのしさ。握手の仕方もたのしい。

たった10分の尺に
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ダージリン急行(2007年製作の映画)

4.2

「Thanks for using me」

インド、ダージリン急行から始まるロードムービー。列車に乗るところから不思議なワクワク。ビルマーレイは乗れてなかったけど。

これぞロードムービーというか
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.3

「地獄へ帰れ」

華々しきサムライミの帰還。最初にタコみたいなヤツと戦ってるとこ、シンプルにワクワクしてスパイダーマンみたい。中盤から徐々にホラー味増してきて、終盤めっちゃホラー。個性が爆発してて楽し
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.5

「海をさがしてるんです」

思ってたのと違った。こんな展開かな、と思ってページをめくると、違う景色。恐ろしいほどのピクサーの表現の幅を、軽やかに自在にうごく。

全員ジェリーおもろい。数えるヤツの表現
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スパイ in デンジャー(2019年製作の映画)

3.6

「テーマ曲持参か!」

ベイマックス的なやさしい科学者ウォルターが、ゴリゴリのスパイ組織に。そして、ひょんなキッカケでゴリゴリの潜入組織員スターリングとバディを組むことに。ウォルター、スターリングのキ
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ボー・ピープはどこに?(2020年製作の映画)

3.3

トイ・ストーリー4の、前のような直後のような。ぜったいに語らなければならないエピソードではないけれど、ランプの周辺だけが変化していく表現は「短編!」てかんじでたのしい。

「トイ・ストーリー」は、こっ
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名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.9

「屋敷で死んだものは、皆もどる」

ホラー映画。ミステリーに、ホラーとかファンタジーを絡める造りが好きなので、なかなかに好みでした。死者との関わり方とか、ホラーの度合いとか、少年の聡明さとか「シックス
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愛にイナズマ(2023年製作の映画)

4.6

「恐竜の弁がひらいちゃって」

ヤなやつもいっぱい出てくるけど、とにかく松岡茉優と窪田正孝が最高に愛しい!コメディなんか何のジャンルなんか良く分からんけど、ゴールがどこなのかまったく分からん楽しさ。共
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プリンセスと魔法のキス(2009年製作の映画)

4.3

「きみは夜の女王。しずかに輝いてる」

「アラジン」のような古典的でうつくしい絵、魔術うごめく世界観、たくましく魅力的な主人公。「カエルの王子」の寓話を、現代的かつ庶民的にアレンジ。音楽が最初から最後
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