ボクたちはいつか大人になれるのだろうか、、
大人って色んな意味があるけど、ここでは過去の呪縛に縛られてない人みたいな意味なのかな。
なりたい自分、やりたいこと、たくさんの希望を持って生まれた子供であっても、その夢や希望が叶う人はごく一部で、みんな知らぬ間に歳を取り、"オトナ"になっていく。
結果的に、この映画にはあんまり共感してないんやけど、過去の自分との付き合い方って色々あるなと思った。
過去の自分の希望とは違った自分で生きている場合、メンタルコントロールとして過去の自分を裏切って振り払って生きていくか、過去はおろか未来にも全く無視で今という瞬間を生きていくというパターンがあるのかなと思う。
どちらかというと、後者の方が自分としては共感できるんやけど、大人になるかどうか以前に生きるかどうかすら不安定になってくるから難しい。
自分が今映画として評価するには、まだ若すぎるのかもしれない。
いつか、40歳とかになったときに人生振り返ってきっと思うことはあるだろうし、その時には共感するのかもしれない。
なんかクサイ演出で無駄にエモさを出させようみたいな雰囲気が全然好きじゃなかった。
お前のエモいは全部性欲と絡んでんのかよ！って言いたくなる。
森山未來の何歳でも通用する演技がすごいなと思う。
最近見てるモテキの幸世とこの映画繋がってるんじゃないかと思うほどキャラが近い気がする。
