なんとなく普通じゃない自分に憧れてみたり、自分にはないものを持っている人を好きになってみたり。
そんなこんなを繰り返しながら、私はいつしか大人になったような気でいる。
結局は私も誰かに大丈夫って言われたかっただけなのかもしれないし、そんなことはどうだっていいのかもしれない。私が生まれる前にあった人類滅亡の予言は現実のものとはならなくて、周りはどんどん大人になって、気づいたら私も俗にいう大人になっていて。自分がなりたかった大人になれているのかはわからないけれど、今までの自分の選択があって今ここにいる。それを肯定できたらそれでもういいんじゃないかなって思うことにしよう。
それにしても私も時間を気にしながら、公衆電話に100円追加するみたいな恋愛してみたかったな〜。
