劇団ひとり、今までラジオで太田光とデカい声でケンカする人くらいにしか思ってなかったけどこんないい映画撮れる人だったんだ。
ビートたけし好きの一部のコアなファン層に向けたものじゃなくて、誰でもわかりやすく楽しめる作品になっていると思う。
エンドロールに演技指導で松村邦洋の名前あるのが個人的にツボでした。柳楽優弥の元々の演技力もあるけど、松ちゃんあってのあの完成度の高さなんだろう。
精巧ではあったものの、特殊メイクの部分をまじまじと見たくはなかったかな、個人的に。でもあのフランス座での日々を振り返るシーンは泣きました。そこ以外にあと2回くらい泣いてます。
浅草キッド聴くとどうしてもビトたけしとオードリーが脳内に現れるんだけど、やっぱりめっちゃいい曲だよな、と改めて。
あと桑田佳祐のエンディングもこの作品に合っていて素晴らしい。
芸を磨くために鯨を食え！
