内容に関しては、まさに
誰もが知る大物の下積み時代を描いた自叙伝を基にした映画、という感じで
キャスティングや監督、本人の再現度とかの話題性を抜きにしても充分面白いし見応えがあってステキな作品。
ビートたけしまわりの事に一切関心がない人でも観るべきだと思うし、これがきっかけで関心を持つケースだってきっと少なくないはず(最早そんな次元で語るような人でもないけれど)
ちなみに僕は、映画監督としてのたけしさんに関心はありますが、芸人としてのたけしさんは世代じゃないのもあってよくわかっていない人間です
個人的には、エンディング手前の、これまでのシーンを振り返り記憶を辿っていく描写。。。
これが今までありそうで無かった、シンプルでかつ鮮烈な演出になっていてちょっと鳥肌が立った。
芸人という職業の社会的地位、めちゃくちゃ上がったんだなぁぁぁと実感するし、
そんな当時から今の風潮と変わらぬスタンスで
「笑われるんじゃなく、笑わせる」を弟子に説いて貫いてた深見師匠はとんでもなく格好良いパイオニアに映った
「浅草キッド」「soulコブラツイスト」
全然タイプの違う2曲だとは思ってたけど、ちゃんと両方似合う映画になってた
