笑いあり涙ありのビートたけしと師匠の物語。
何よりも靴が印象的で、主人公の成長が1番分かりやすく出てきているのが、ハイヒールという仕組みの映画で、なによりも柳楽優弥のタケシ振りがまた面白い。
大泉洋に関しては、もう日本のウィルスミスとも言えるくらい、今回の役はまんま大泉洋。でも、それが悪目に出ておらず、スター性があるのだなと実感。
個人的には、靴と俳優2人の演技に全てが詰まっていると思うが、それを手掛けた劇団ひとりの多才ぶりには脱帽。
ビートたけしのやや不気味な特殊メイクと、ラストの大団円は助長であったか。本人をキャスティングできなかったのか…?
そして必要であったのかは、また別の話。
お正月に見る映画に相応しい。