お笑いのレジェンドとその師匠の物語。
レジェンドと呼ばれる人も元々は何もないところから始まって、師匠との出会いをもとに道が拓けていき、トップへと駆け上がる。
わたしはお笑いが好きだけどライト層なので、恥ずかしながら深見さんの存在をこの映画を機に知った。
ビートたけしさんにとって深見さんはかけがえのない存在で、どれだけ敬っていたのか、大切に思ってきたのかがとても伝わって胸が熱くなった。劇団ひとりがたけしさんを尊敬して愛しているからこそそういった部分がしっかり描けていたのかも。
座頭市のタップのシーンも深見さんのことを知るとより感慨深く思う。
演技では、柳楽さんなりのたけしさんがとてもよかった。すごく似せているわけではないけど存在感として伝わるし、かっこよかった。
