お笑い芸人としてのビートたけしを実は見たこと無かったのかもしれない
ひょうきん族世代でもないし
世界まる見えや映画監督としての印象が強い
監督が劇団ひとり
映画監督としての印象は少ないので、そこまで期待をせずに鑑賞
これが想像以上に面白く
ビートたけしを知らない世代が見ても
昭和の雰囲気と、まだテレビでの笑いというものが発展途上だった時代
そんな実際には触れていない日本のエンタメの歴史を学ぶ感覚で楽しめる
柳楽優弥の演じるビートたけしがただのモノマネではなく表現されていて
これが本作の作品の質をあげている一番の要因では無いかと思う
松村邦洋の演技指導が相当寄与しての結果だと思う
作品の質を上げるための惜しみない座組み
NETFLIXだからこそできる作品
深見千三郎は本作で初めて知ったが、
演じる大泉洋との相性が良かったのか魅了的に描かれていた
彼の考え方やセリフなど思わず真似したくなるカリスマ性が
ビートたけしの師匠という偉大な存在への説得力にもなっていた
NETFLIXに加入してるのであればおすすめの一本