オーストラリアの土地を生かした壮大な歴史的絵巻。
大まかに言えばそういうキャッチコピーになるんだろうが、これは間違いだ。
正しくはラブストーリーに戦争ものにアクションにコメディにウェスタンを混ぜて、そこにファンタジー色を出したごちゃ混ぜ映画。
いやーこりゃ別の意味で壮大だ(笑)
どこのパートもピンと来ないというか、いいとこだけ寄せ集めたみたいなバランスの悪い作品になった。
肝心なとこはナレーションと魔法で片付けるなどあっさり。
戦争シーンも型どおり。
あの終わり方では日本軍を出してまで起こった戦争の悲劇など、到底伝えられないだろう。
それにしてもバズ・ラーマン監督作とはとことん相性が悪い。