最初観てて
全然ストーリー掴めず
トムホがどんどん壊れていく話だった
不純とも言える動機から
軍隊に志願して戦地へ
任期を終えて帰還するも
トラウマから逃れられない生活に苦しむ
彼女も彼女
愛というものを呪縛と感じてるのか
まやかしと思ってるのか
否定的で彼を遠ざけようとしたくせに
自分の愛を抑えられず偽れず
離れる辛さが勝ってしまったが
時既に遅く
2年という離れていた時間でも
お互いの気持ちに変わりはなかったけど
壊れていく彼を支えるのかと思ったら
一緒に堕ちていくっていう
どうしようもない関係
こんな上手く銀行強盗とか
できるわけないでしょ
屈しない人もすごいけど
黙って渡しちゃうのなんで⁉︎って思う
更生することより
一緒に堕ちることを選んだ彼女
それをはっきり拒絶できずに
共に堕ち続けていく
結局は人の死を
見捨てることを選んだ自分に耐えられず
静かに自暴自棄になっていく
ラストのあれはリアルなのか
正気を持ってこその夢なのか
今でこそ公にする人も増えた病
周囲の受け入れ方も大事だし
支える辛さというのも
リアルな描写だったのではと思ったし
何よりトムホーランドの
演技力の高さを
改めて知る作品だった
ただあの老け…年重ねた時の
髭面はあまりにも似合わなさすぎた