ブルガリア映画『グローリー 消えた腕時計』がとても良かったので、同じ監督作品を観たくなり探しました。
レンタルはGYAO!とRakuten TVだけのよう？
こちらも良作でした⭐️
テーマは父子の葛藤なのか？🤔とこの作品も先が読めず、ずっと2人の様子を窺ってしまう。
これは決して途中で止めないでください。
ラストが素晴らしい✨真っ暗になるエンドロールが終わるまで、"あの作業"の音だけが聞こえる💫
なんだろうこの余韻の温かさ💗
マルメロって人の名前なのかと思いきや違いました💦
それは果物の名前。カリンとは似て非なるもの🍐
オープニングは母親ヴァリアの葬儀から始まる。疎遠になっていたカメラマンの息子パブカは妊娠して精神不安定になっている妻に葬儀のことを伏せて出張ということで故郷にやって来ていた。とにかく優しい男です。
父親ヴァシルは頑固な画家で、ずっと好き放題にやって来た様子が感じ取れるが、妻を亡くした絶望感の中、自分が妻を死なせてしまったと強迫観念のようになって奇妙な行動を取り始める。
それは病院のベッドからヴァリアが夫に電話を掛けて「伝えておきたいことがあるの...」と言った際、面倒くさそうに放り投げてしまったヴァシル。そして亡くなってしまうので、自分が殺したと嘆いて気が変になってしまっているのだった。そこは息子パブカも理解出来ていない。
何とか天国の妻と交信したいヴァシルは1人山の中へ...
心配になったパブカは警察を頼るが、またブルガリアの警察も親身になってくれず勾留される始末。
様々なことがあった後、ラストに父子で黙々とある作業をする。
それは"マルメロの伝言"がよ〜く理解出来るオチ、最高でした🥰
パブカの妻は出て来ませんが、しょっちゅう電話が架かって来ます『マルメロの手作りジャム、ゼラニウム入りよ』
それを叶えてあげたいパブカの優しさにもホロッとさせられます☺️
マルメロって食べたことないです。どんな味かな？😋
