りょーこ

総長の首のりょーこのレビュー・感想・評価

総長の首(1979年製作の映画)
3.0
山口組三代目組長を銃撃したベラミ事件が元ネタ

って、これ観て調べて初めて知った事件でしたw

流石に組を刺激するとして、時代を大正、場所は浅草に変更したらしい。
そりゃあ事件の翌年公開だものね(笑)

豪華キャストで仁義ってますが、組への配慮でヒヨったのか、ちと冗長なのが惜しかったです。

137分は長いわぁ~(´Д`)

でも久しぶりに樹木希林に会えてニコニコになれました♪



侠友会 vs 花森組。

侠友会がイキってきたので、花森組の愚連隊が組員2人を殺る。
勿論それにキレた侠友会も反撃、隊の団長を殺した。

そこへ団長の弟、菅原文太が帰国。
愚連隊に諭されて共に復讐することを決意するのだが……



侠友会の2代目争いに梅宮辰夫と鶴田浩二。
鶴田浩二のお付きには田中邦衛。

花森組組長は、これが遺作となった安藤昇。
その下には成田三樹夫。

お好み焼き屋さんは樹木希林。
「西へ」って言うだけの易者は丹波哲郎。

その他諸々とにかく豪華☆

売れない役者の小倉一郎がイイ味出してたなぁ~
あの情けなさ、たまらぬ。

が、1/3くらいは女とのうんたらかんたらで邪魔(笑)
いやー要らんわ、これ全カットで良い。
せっかくの漢臭さが台無しでした。

『日本暗殺秘録』の監督だけあって、リアルを淡々と描くタッチは好み。
だけど、無駄な男女関係はバッサリ切って欲しかったですw
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