りょーこ

三人の女のりょーこのレビュー・感想・評価

三人の女(1977年製作の映画)
3.8
たまに攻めてみるロバート・アルトマン

シェリー・デュヴァルにシシー・スペイセクとか顔圧ホラーの共演で凄い迫力でしたw

しかもどっちのキャラもキモい!怖い!KY!!

ちなみに他キャラも変な双子や不倫野郎など、ろくなのがいません(笑)

あと『X』みたいな老々ワッショイにドン引きしたw



リハビリセンターで働くKYな男好き、ミリー(シェリー・デュヴァル)。

新人ピンキー(シシー・スペイセク)と仲良くなり、ルームメイトにする。

が、喧嘩をしたらアパートからピンキーが飛び降りて昏睡状態に?!

暫くして回復するも、一部記憶を失っており、性格も物凄いビッチになっていて……



相手が聞いていなくても構わずひたすら自分のことを話し続けるミリー

パンツは1枚、服もお手製のオドオド娘なピンキー

そして不思議な絵を描く、オーナーの妻で妊婦のウィリー

そんな"3人の女"の話。

と思いきや、実際はミリーとピンキーの嫌ぁ~なやり取りがほとんどですw

なので、3人目は新人格?のピンキーのことでもあるのかな?

最初はミリーに憧れていたピンキー。
だけど、後半はそれが逆転。

その変貌っぷりが二人とも素晴らしかった☆

ピンキーは、田舎から出てきたばかりの小娘からのビッチ!
ミリーは自称イケイケ女からの転落?

そしてそれらをいつも何処かしらから見つめている不思議な絵とウィリー。。。

アルトマンは合う合わないが激しいのですが、これはキャストも好みだったこともあり楽しめました~♪
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