前作が原作の最終回かよってくらい出し惜しみなしに気合が入った映画だったが、今回も映画らしいスケールを感じる一本でした。
タイトルに「ワールド」って入ってるだけはあるな、って思いました(笑)
テロを防ぐためにヒーローたちが世界各地に散らばるが、冒頭からそれこそMCUなどハリウッド映画並みの規模の大きさが感じられて、期待が高まります。
そのあともデクが指名手配されて追われる展開になり、この逃亡劇にもまたハリウッド映画的な要素を感じますね。
逃亡の結果、吉沢亮が声優を担当したゲストキャラ・ロディとデクの交流が深まり、キャラの繋がりによってオリジナルストーリーが濃くなりました。
ヒーローたちの話というよりも、デクとロディのふたりの相棒の物語という色合いが強かったです。
クライマックスに近づくと、やっぱりアクションの迫力で思いっきり魅せられ、ヒーローたちの諦めない気持ちが熱く激しく伝わってきます。
『ヒロアカ』の映画、これで3本目だけど毎回娯楽作としてしっかり面白いよなぁ。
1作目のときにも思ったけど、少年たちが夏休みに観る映画として、やっぱりこういう熱いのは良いですよね！(^^)
