なぎ

くれなずめのなぎのネタバレレビュー・内容・結末

くれなずめ(2021年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

自分もこういう風に、今考えると本当にどうでもいいことで爆笑したり、友達と馬鹿なことしていた時期があったなぁと懐かしくなりました

6人の会話は、あの6人にしか分からない身内ネタなので、面白くないしほぼ分からないです(笑)
でも身内ネタで盛り上がっている6人がどこか懐かしくて、つられて笑ってしまいます
役ではなくて、本当に6人が楽しそう。

「トイレした後に手を洗うのって、ちんちんが汚いってことですよね。それってちんちんに失礼じゃないですか。」とかそういう会話(?)凄く好みだった
みんなで吉尾を夕陽に向かって抱え上げて成仏させてあげようとするシーンとか、思わず笑ってしまうシーンも沢山ありました
スピッツの大好きな曲の歌詞が出てきて、おお!!!と嬉しくなりました

この世にいなくなったとしても、関わった人たちの心の中には確かに存在しているんだよな
役の吉尾と同じようにして亡くなった高校の友人の顔が浮かびました。

終盤「あれ、私今何観ているんだっけ、」となるシーンもありましたが、観終わって、どこか心が温かいというか、観れて良かったな と思える映画でした
もう一回、ゆっくり観たいな

過去を書き換えるシーン、みんなの過ごしたかけがえのない時間と、吉尾に向けた沢山の愛が伝わってきて、凄くグッと来てつい貰い泣きしてしまいました。藤原季節さんがめちゃくちゃ泣いてて良かった。
ウルフルズの曲が熱くて沁みました。

何年も会っていなかった学生時代の友達に会うと、一瞬であの頃の気持ちに戻れるのって凄いよね。

過去を引きずっていたって、ヘラヘラ生きていたっていいじゃんか!!って思える映画です
凄く良かった〜〜〜〜


追加
城田優のあの大柄な体型が役とぴったりで凄い怖かった...
グロい系とかは全然大丈夫なんだけど、ああいうシーン こっちまでドキドキしちゃって苦手です
なぎ

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