このレビューはネタバレを含みます
【暮れ泥む:くれ-なず・む】
日が暮れそうで、なかなか暮れないでいる状態
結婚披露宴と二次会の狭間 誰そ彼 暮六つ
何故か5年前に死んだ友がいる
昔みたいに馬鹿騒ぎ 若いままの吉尾 変な鞄
12年前 6年前 5年前 2年前
吉尾との掛け合いが"今"と交差する
トイレで手を洗うタイミング インドとCD
赤フン 託された演劇 落としたお菓子の3秒ルール
過去は変えられない 過去は切り離せない
ずっと地続きで今と繋がっている
「また明日」
生きているときより死んだ後のほうがお前を思い出す
故人を思い出すとき あの世でその人に花が降り注ぐという
あの菜の花畑がそうかもしれない
日が暮れる 日が暮れない
モラトリアムはまだ終わらない
くれなずめ