このレビューはネタバレを含みます
3.5が妥当な作品でしょうね。
極めて青春ラプソディ調の作りで、要は高校仲良し6人組の1人が死んじゃって、その思い出を追憶するっちゅーもんなんです。
変わった作りで、現代においてもその1人が成仏していない体で、感情と質量を持っているとです。せやから、その理由を探したりしては居ましたが、ぶっちゃけ真相は要分からんくて、それが幻想的なものなのか、辻褄は探しても居ないのです。
幾人かは、そう言った仲の良かったグループで年末会う、と言った年のルーチーンがあったりはするであろうし、そこに己を重ねて空想に浸る事が評価値の上昇に寄与するであろうことは請け合いなのです。
さてこそ、私もうるりと来た箇所があった事は否定しないが、その直後にファンタジー展開が待っていて、其れが監督の意図するコメディなのか察せんが、まぁ、それで良かったのだろう。評価は上がらんが、思案する材は得る事が出来ようものなのです。