dm10forever

まよなかのいぬごやレースのdm10foreverのレビュー・感想・評価

まよなかのいぬごやレース(2020年製作の映画)
3.2
【拝啓、ベリーちゃん】

ほんわかタッチで描かれるふわふわストーリー。
結末までふわふわしているので、ラストくらいは毛筆で「完!」とか書いてくれないと、気持ちが着地できずにそのまま幽体離脱してしまいそうな作品。

物語自体はなんて事のないお話。
~もし、飼い主の知らないところでペットたちが・・・~っていう例のヤツ。

恐らく・・・だけど、主人公の「あぐり」はミニチュア・シュナウツァー(以下シュナ)だよね、お爺ちゃんみたいな見た目からして。
で、大前提としてシュナを屋外(犬小屋)で飼うことはまず無いのよ。
基本的に弱いから(笑)
頭も良いし好奇心も旺盛なので、見た目に反して結構アクティブなんだけど、基本的にヘッポコなのよ。
外で飼えるほど逞しくは出来ていない、あくまでも「室内犬」ですね。

まぁ、アニメだし、見た目的にも「長老感」が出てるし、何故か「物知り」「博学」みたいなイメージで擬人化されることも多いかもね。

・・・っていうのもね。
実はつい2年前までうちでもベリーっていう名前のシュナ(♀)を飼ってたんです。
1月5日生まれだから、1と5でイチゴ。で、ストロベリーからとって「ベリーちゃん」。
色合いもほんとこんな感じのクロにシロが混じった感じの。
メスだけど、やっぱり「おじいちゃん顔」なのが堪らなくて。
とにかく「勝気なくせにビビリ」というへんてこな子。
晩年は病気がちだったけど、最後までいい子だった。

で、最近ようやく「プチ・ペットロス」期間も乗り越えたんですけど、やっぱりシュナを見かけるとついつい目で追ってしまいますね。

この作品を観ようと思ったきっかけもそれだし。

作品の内容自体に何か心を動かされるというようなものではありませんでしたが、大好きなベリ子さんがアニメの中で生き生きと動いているみたいでちょっとほっこりしました。


ということで、まっっっっったく作品と関係のないレビューでした(笑)
dm10forever

dm10forever