構想10年、完全オリジナルストーリーのダークエンターテイメント！
映画館でのCMを観てから楽しみにしていました。
SEKAI NO OWARIのFukaseくんのぶっ飛んだ殺人鬼ぶりはとても良かった。
可愛らしい顔に少し高めの声で、どちらかと言うと人懐っこい印象を与える雰囲気なんだけど、目つきとか仕草がすごく不気味でこんな人が電車で隣に座ってたら車両移動しちゃうかもって思った。
菅田将暉くんのオドオドしたキャラも良かった。
一家惨殺現場に居合わせて犯人を目撃したのにそのことは警察に言わず、オリジナルキャラクターということにしてその犯人を漫画にして爆売れしてしまう…
バレるんじゃないか、犯人に見つかるんじゃないかと怯えながら急かされるように漫画を描き続け、セキュリティ万全のマンションに奥さんとひっそり暮らしてる。
最後は内なる狂気が現れてあんなことになっちゃうんだけど。
でもそれなら漫画出す時、本名じゃなくてペンネームにすればいいのに、と思った。
両角(Fukase)がちょこちょこ山城(菅田将暉)の前に現れるのは、さすがにタイミング良すぎて都合いいストーリーになってるなと。病院の地下駐車場にあんなバッチリ鉢合わせられる？？
一家惨殺する以外は山城のストーカーしてたのかしら？
両角が生まれたコミュニティのところはもう少し掘り下げて欲しかった。
全体的にはハラハラしながら観れて、前半はスピード感も良く楽しめました。音楽もカッコよかった。
映画館に観に行ってよかったし、誰かにおすすめもしたいな。
山城の漫画が成功して移り住んだセキュリティばっちりのあのマンション、凄かったー、住みたーい。
