個人的にはかなーり面白かった！！
菅田将暉。この人の映画にハズレはない。両角を目の前にして恐れ慄く表情、ある事件があって涙を流しながら漫画を書くシーン。菅田将暉は横顔が綺麗だから印象に残るっていうのもあるけど、自然な演技なのにも関わらずあんなに印象に残るなんてすごいなあ…。
対照的だったのがFukase。演技初挑戦！？完全なハマり役。キャスティングした人にスタンディングオベーションしたい。サイコパス感が本当に素晴らしかったです。あと、エンドロールでびっくりしたのが両角の家の壁画がFukase作らしくて、芸術センスに優れてる人ってなんでもできるんだなあと…。
ストーリーを総じて言うと「自分のcharacterとは何だろう」ですね。
最初は両角発信→山城が描くだったけど、途中からは山城発信→両角の模倣に。最終話の模倣の時、印象的なカットがあるんだけど少しだけ違ったんだよね。そこが今回の模倣と今までの模倣が違うことを印象付けしてる感じがした。
個人的には両角の出生の秘密とか、その辺りをしっかり描いてくれてたらより良かったな〜。個人的にただそういうジャンルが好きなだけなんですが。
情緒狂ってた菅田将暉がだんだん元に戻っていくのも良かったけど、結局2人は同じような感じなんですかね。
久々にグロ系映画見たけど、そこに気持ち悪いというより、殺人シーンに1人でビクビクしてた（笑）やっぱり映画館だと音の衝撃があるから、アクションシーンとか殺人シーンがあるような映画はぜひ映画館で見た方が楽しめると思います！
最後に一言、
もうこの映画観たら子供2人産めない（笑）
