原作者は俺だ
〈画力はありながら悪役を立てられないために 単独作が描けない山城。彼は偶然遭遇した殺害現場と立ち去る犯人の姿をもとにヒット漫画を生み出す。
一方当の犯人・両角は、その作中の殺人を自ら「再現」してみせた…〉
菅田将暉主演、オリジナルのサイコサスペンス邦画。ストーリーが異なるメディアミックスにも注目された。
まず、邦画では忌避されがちなグロ描写を拒否感を持たれない様に程よく取り入れるその姿勢を支持したい。数々の伏線・ミスリードも良かったし、何よりFukaseの演技が飛び抜けてます
沿うべき"原作"がないとただ空っぽな者たち。偶然か必然か、彼らにより成される1つの作品。直接対決にて山城・両角が重なり合うあの瞬間…
「よく分からないがそうなるらしい」って部分はあるが、メタ視点も織り交ぜられて考察厨に かなり刺さる作品のはず！楽しい！
次から次へと残酷な予感が訪れ、その予感は現実のものとなっていく。結末の良い意味でのモヤモヤ感いいぞ！Fukaseの今後が期待過ぎる〜
