YOKOZUNA

BLUE/ブルーのYOKOZUNAのレビュー・感想・評価

BLUE/ブルー(2021年製作の映画)
3.7
殴り合いだけではなく、取り巻く環境まで掘り下げたリアルなボクシング描写。チャンピオンになれるボクサーは一握りだけど、負けたくて負けてるやつなんて一人もいない。

役者陣はしっかりトレーニングを積んだのがわかる。松ケンと東出のファイトスタイルはそれぞれのキャラクターにフィットしているし、柄本時生のだんだん強くなっていく過程の表現も上手い。

才能や結果を伴わなくても、やりたいことに対する熱量は高くていい。弱くても下手でも、他人にとやかく言われる筋合いはない。自分の気持ちだけが本物ですよ。
YOKOZUNA

YOKOZUNA