ボクシングを通じて人生の悲喜こもごもを感じさせてくれる熱い人間ドラマでした。
3名のボクサーそれぞれ素晴らしかったです。
瓜田(松山ケンイチ)
人一倍ボクシングに情熱を傾けるが、試合では連敗続き。
小川(東出昌大)
瓜田の影響でボクシングをはじめるとその才能が開花。だが脳に障害を負う。
楢崎(柄本時生)
女の子にモテたいという動機でボクシングをはじめる初心者。痛いのが苦手。
ボクシングシーンも三人ともに様になっていて迫力がありました(特に柄本さんは相当カラダづくり頑張ったのが見てとれます)。
また勝負事なので勝ったり負けたりが出て来ますが、その見せ方も非常に丁寧に描かれていて
こちらの感情を揺さぶられました。傑作です。