BLUE/ブルーのなみのレビュー・感想・評価

目が出ないベテランボクサーで、面倒見が良いながら、本当は内なる情熱を秘めていて、という役を松ケンがリアルに演じていた。

細かな表情からも目が離せなくて、ストーリーとしてはありがちと言えばありがちなんだけれども、最後まで見応えあった魅せ方や演出が素晴らしく、流石。

才能あって我が強くて、という東出さんもハマり役。

正反対な二人の関係性が、ボクシングや一人の女性への愛を通して昇華した、大人の青春群像劇。