鹿shika

BLUE/ブルーの鹿shikaのレビュー・感想・評価

BLUE/ブルー(2021年製作の映画)
3.3
誰よりもボクシング愛が強い主人公・瓜田。同じチームに属するライバルで友達の小川は、日本チャンス目前。しかし、小川は遅発性脳障害を引き起こして、、

頭を何度も打つ、ボクシング選手やサッカー選手は、この病気が多いらしいね。
認知症の危険因子として、頭部外傷による脳挫傷や脳出血から引き起こされるということが研究から出ている。

でも今月、吉田監督縛りで色々見てきたんだけど、今作だけ少し毛色が違うよね
だから見やっすい!!嫌〜な感じがないから本当に見やすい。

吉田監督自身もボクシングをやっていたということで、監督本人がボクシングの殺陣も作ったらしい。それは本気だなあ。

基本をしっかりやっている人が勝つという定義も、天才が必ずしも成り上がるという定義も、スポーツ映画においての暗黙のルールを逆手に取った傑作だと思いましたね。

リアルな試合運びと、瓜田さんの所作が気持ちがいい。ボクシング映画として大成功かと。
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