BLUE/ブルーのTsukiiiiのネタバレレビュー・内容・結末

好意を抱いていた幼馴染からの何気ない一言からボクシングを始めた瓜田。
瓜田からの誘いでボクシングを始めた小川。
小川はボクシングの才能を開花させていきチャンピオンに近付いていく。

さらに瓜田が好意を抱いていた幼馴染と婚約。
一方瓜田はボクシングの才能はいまひとつで負けが続く。。
そんな中、小川はついにチャンピオンに、そして幼馴染と結婚。

瓜田はボクシングから足を洗い、別の道を歩む。
これだけのことがあるとボクシングが大嫌いになりそうなものだが、次の職場の仕事のちょっとした合間にシャドーボクシングをする瓜田の姿、この姿に私は涙が止まらなかった。それでも瓜田はやはりボクシングが大好だったのだ。
それだけのめり込めることがある瓜田の人生は素晴らしいと思う。

瓜田のボクシングの成績はイマイチだったが、瓜田のボクシング愛、そしてボクシング知識がジムの仲間たちにも活かされており、ジムのメンバーにとって瓜田は重要な存在だったことが分かってくる。
瓜田がボクシングをやってきた意味は他のメンバーにとってもあったということが分かって瓜田のボクシング人生は救われた気がした。