日本版の大ファン。韓国版のリメイクも気になったから観てきた。日本版は邦画の中で5本の指に入るくらい大好きで20回くらい観てる作品なのでハードルは上がっていたかもしれない。これはこれで割り切ればこの評価。ジョゼを演じたハン・ジミンは日本版より大人っぽくて、幼いジョゼのイメージとはかけ離れたけど、可愛いから良かった。可愛いというか美しい。ナム・ジュヒョク演じたヨンソクは流されやすい青年ではあるが優しくて憎めない感じが良かった。日本版の妻夫木の方が女好きなイメージ。足の悪いジョゼは廃品回収で集まったような家に祖母と住んでおり、ヨンソクは福祉のボランティアでジョゼと接近し、恋に落ちる。好き同士でも年月が経てばお互い変わるものがあり、ただのハッピーエンドじゃない所がこの作品のいい所。身体障害を乗り越えた純粋の愛！というただの安い映画ではない。虎や魚の描写も日本版とは全然違ったけど、映像がとても綺麗で、内容も美しく描かれていたから、韓国の切ないラブストーリーを観たと思えばアリ。あーでもやっぱり全然、断然、日本版がいいよ。帰ってから日本版見返しちゃった。圧巻。
