JIZE

Mr.ノーバディのJIZEのレビュー・感想・評価

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)
3.5
職場では実力が評価されず家族からも頼りない父親として諦められていた一見してごく普通の中年男が赤の他人を助けたコトから武装集団の標的となり真の父親へ目覚めようとするその爆発が描かれるアクション映画!!真性のダメオジが、イケオジに覚醒する映画。社会からほぼドロップアウトした人間が再起して伸し上がる映画でもある。まず『ジョン・ウィック(2014年)』シリーズの脚本家が参戦している点からハードボイルドの俊敏の鋭さをアクションで魅せられる。また開幕から主演のボブ・オデンカークが演じる主人公のハッチのダサくおダツの上がらない日常を、曜日のルーティン毎に足早に魅せる演出は、主人公のパッとしない人間性をほんの数秒で観客へ提示している。同時にどうなるこの映画?感がただよう感じは、後半での飛躍する対を為している。とくに路線バス内で出くわしたチンピラ集団とのくだりは、激闘の最後の最後でのストローなど皮肉が効いている。また後半へ向かうに連れ主人公自身の素性が驚愕に拡張していくのだが、このへんの飛躍する設定軸は、賛否あるように感じてしまった。哀感のある音楽や、ダサ格好良い作風が、アクションやスリラー映画の既存概念を打ち砕き粉々に破壊しているようでもある。最後に、私事ですが、今回のレビューを経てようやく節目のマーク数1500本目のレビューを突破しました!2018年10月に記載した1000本目のレビュー『スパイダーマン3(2007)』時から、ココまで約2年強 費やしようやく、という想いです。当初は2014年にアカウントを開設して、フィルマークスを辞めたかたから現在まで、さまざまですが、こうして今もこういうカタチで映画と向き合えてるコトが、ジブンのステータスでもあり、振り返ればココを通じて出会った作品や、過去に親しくさせて頂いたかたなど、イロイロと感慨深いです。今後も1年単位をベースに、この場での学びや気づきを積み上げていければと考えてます!最後までお読み頂きましてありがとうございました。