このレビューはネタバレを含みます
ようやく映画館にいけるようになったので、最初の一発目に相応しい今作。
元退役軍人。
その記録は何一つ残っていない精鋭の中の精鋭。
普通の家族のある生活に憧れ、足を洗う。
幸せな家庭を築くが
自宅の閉め忘れた扉からカップルの強盗に入られる。
息子は果敢に戦うが非暴力になった親父は頼りないと息子からは思われる。
小銭と娘が大切にしていた猫の首輪を持っていかれた事に気づく。
カップルの女性の手首のタトゥーを頼りに家を突き止める。
猫の首輪を取り戻したかったがカップルはどこにあるか分からないので、諦めて帰る。
帰りに乗ったバスの中で酔っ払ったチンピラ共が女性に絡む現場に居合わせる。
見かねた親父はチンピラ共を素手でメタメタにする。
そのチンピラの中の一人がロシアンマフィアの弟。
ロシアンマフィアの兄貴からの壮絶な仕返しが始まる。
現場に残してしまったバスの定期から自宅が割れ、パーティ中に武装した手下共が来たことに気づき家族を地下室に匿い、
手下共をメタメタにした後。
地下室から出てきた家族に、なぜこんな事になっているのかを説明せずに、自分は狙われているので家族を逃がし、自宅を手下共もろとも燃やし、隣家の車を盗んで走り去る。
老人ホームの父親も狙われるが、元FBIの父は手下を返り討ちにして姿をくらます。
父親と相棒と主人公のハッチは現役軍人だった頃に溜め込んだ金塊で自分の勤めていた工場を買い取って、そこにありとあらゆる戦うための仕掛けをし
まあそれはそれは壮絶な戦いを繰り広げ最後は見事に勝つ。
大切な家族の元に帰り、新居を購入しようとしているときに、不動産屋のスマホに非通知の電話がかかってくる。
『 お客様にお電話です 』
といわれ、電話に出たハッチが、最後に言った言葉に吹きました。
『 この家に地下室はあるか? 』
いやージョン・ウィックの脚本家とハードコアの監督がタッグを組んだ今作。
実にスカッと爽やかコカコーラ!
傑作でした^ ^