ジョンウィックに妻子と中年を足してガンフーは無くしたイリヤナイシュラー製ナーメテーター
「ハードコアヘンリー」があまりにもストライクだったし本作の評判もかなり良かったからめっちゃ期待してたんだけど…
普通に良かった傑作ナーメテーター！
何が良いってこの映画はファミリー映画のようなクライマックスのブチ上がりが最高でクリストファーロイドとRZAの配役が5億点
アクションはかなり泥臭い
ガンフーとかスタイリッシュだけどしっかり相手のパンチを食らうブランク感じまくりに泥に塗れる。バスにいる輩をコテンパンにするんだけど殺してしまった男がまさかのロシアンマフィアボスの息子だった！という展開もお約束で期待を裏切らない
ボブオデンカークが良い歳したオッサンだしソウルグッドマンほど口も回らない
家族からも孤立した存在でママさん鬱映画の「タリー」を思い出す日常を普通に過ごすだけの毎日、突如訪れる強盗
そこからかつてのオデンカークが目覚めていくという過程もお手本通り
ロシアンマフィアがよく分からんオッサンに壊滅させられていく様を淡々と描かれて中盤アクション欲しいなとは思ったけど終盤のクリストファーロイドとRZAとオデンカークによるファミリーナーメテーターという新たなナーメテーター展開がめっちゃ熱い！
俺的に「ハードコアヘンリー」の片鱗を感じるFPSアクションとかナイシュラーのスパイスがなくアンパイに作られたナーメテーターという印象
この手のジャンルを嫌いなアクション映画ファンはいないと思うけど人によっては全体的な新鮮味は感じないかも
終盤が好きすぎてそれなりのナーメテーター映画から急にワイスピ化するから急転直下なジェットコースターぶち上がりで笑いが止まらなくなるからナーメテーター映画ファンは絶対見て損はない！
