邦題では同名の、ジャコ・ヴァン・ドルマル監督の「MR.NOBODY」が自分の人生を変えた一作に入っているので正直見るのに時間がかかった。
嫁からは壁を作られ、息子には見下され、かまってくれるのは幼い娘だけ。冴えない家庭人の男が、実は凄腕エージェントだった。
わかりやすいストーリー、男だったらスカッとするシチュエーションに展開、いいアクション映画だったと思う。実際きもちよかったし。
ただこの手の映画ではイコライザーが強すぎてどうしても評価に困る。
もうこの手の快楽は全部デンゼル・ワシントンがやってくれてるんだもん。
昔はバリバリだった爺ちゃんのハリキリアクション見せてくれるのとか、マジ嬉しいし、わかってるなって思うけど、
多人数戦とかジョンウィックならもっと丁寧に見せてくれたよなって思うとキリがないね。
工場を使っての戦闘が見せ場だったからどうしてもイコライザーとかぶってしまった。
どうせなら見下されてた息子に評価されるシーンとかあればアメリカン映画として気持ち良さは上がってたかも。
ウィスキーを煽りながら見るには超気持ちいい映画。同名の「MR.NOBODY」ぜひ多くの人にみてほしい。
塩舐めながらウィスキー飲むのにハマってるけど、調味料で酒飲み始めたら終わりだぞってどっかで聞いた。
