公開延期を耐え抜き待ちに待ったクレヨンしんちゃん最新作!
初日の初回、たくさんの子供たちと一緒に観てきました!
今回も最高〜!
エリート養成所とでも言うような、普段の行いを点数化しその点数により階級が決められる天カス学園に体験入学したかすかべ防衛隊5人。風間君はそのエリート階級に憧れ、体験入学からの特待生を狙う。そこで体験入学として楽しむ他4人と溝が生まれる。そこにどんな人もおバカ・ガキンチョにしてしまうという吸血鬼事件が絡み…
風間君↔しんのすけ、ネネちゃん、まさお、ボーちゃんはどうなってしまうのか…
クレヨンしんちゃんにしか味わえない「バカ」は今回も健在。ハシビロコウなんかマジで意味分からんすぎて笑った。喋りたくなかったのね笑
ミステリーものとしても子どもが見やすいうえに大人が観てもちゃんと面白い。
クレヨンしんちゃんだとここら辺でも終わりにしても十分面白いんですが、最近のクレヨンしんちゃんは特にここからの展開がメッセージ性があって泣けます。
あれだけエリートにこだわり、バカを下に見ていた風間君。実は裏には秘めた思いが。5歳だからこそ言葉でうまく伝えられない。そんな青春の裏のもどかしさをよく描いていてそれをしんのすけたちがどう乗り越えていくか、とても感動しました。
そして、周りに笑われようが前を向いて頑張ること、胸を張って生きること、他人のために自らを犠牲にまでして応援することや助けること、そんなことの尊さがよく伝わってきました。
どんな時間だって青春。いつかあんな時もあったって笑って思い出せるように。
大人になった今でもハッとさせられる。
素晴らしい作品でした。
あとここは個人的に大好きなシーン。冒頭野原家に正体不明のオツムンが現れるとき、とっさにしんのすけの前に手を出し守ろうとするみさえが素晴らしいお母さん過ぎてこの映画がすぐ好きになりました。終始みさえは最高のお母さんでした。
青春ファイヤー!!!!!!!