水辺の君に

ハウス・オブ・グッチの水辺の君にのレビュー・感想・評価

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)
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これもやっと鑑賞。
グッチ家の一大叙事詩として、不謹慎ながらエンタメとして、やっぱリドリー・スコットだからこその重厚さと面白さの共存が良かったですね。まぁ既存作と比べるとだいぶ軽いですけどw
内容のエンタメさもさることながら、やっぱ衣装がめちゃくちゃ良かった!ファッション厨としては満足!!勿論、ガガ様含め演者の良さも素晴らしい。
歴史としてはトム・フォード登板までですが、老舗ハイブランドが凋落し今また再興されてる現実を考えると、ここでおさらい的に歴史を学ぶ価値もあるんではないでしょうか。視点が偏ったエンタメ過ぎではありますがw
ここから更にミケーレによって現状までの大復活してることを考えると、やはり歴史というのは面白いなぁと改めて深く思わされます。所詮、最初は家族経営から成り上がって世界的になっていく過程でこんな事が起きるのも皮肉ですが、そこで舵を切っていなければ凋落の末消えていた未来もあったわけで。そこを考えてもやはり面白いんですよね。
というわけで何気に満足の面白さでした。
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