ししまる

ハウス・オブ・グッチのししまるのレビュー・感想・評価

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)
3.5
◼️概要
リドリー・スコット監督による2021年の伝記ドラマ。父親経営の運送会社で働くパトリツィアは、グッチ創業者の孫マウリツィオと出会い、誘惑して結婚。マウリツィオの父は結婚に反対しており、パトリツィアはグッチ二代目社長アルドに取り入り、経営に口を出すようになる。
◼️キャスト
パトリツィア:レディー・ガガ、マウリツィオ:アダム・ドライヴァー、アルド:アル・パチーノ、アルドの次男パオロ:ジャレッド・レト
◼️メモ
サラ・ゲイ・フォーデンのノンフィクション「ザ・ハウス・オブ・グッチ」が原作。
アルドの相続人は本作について、イタリアの通信社に「アルドらグッチ一族について相続人に助言を求めず、彼らをチンピラで無知、周囲の世界に鈍感な人々として描いている。彼らには、こうした出来事や態度は全くなかった。人として非常に耐え難く、ブランドが築いてきたレガシーを侮辱するものだ」と抗議声明を寄せた。
◼️感想
華やかなファッションブランドの陰にある愛憎劇と悲劇。ハイブランドに興味はなくても、ガガの絶妙な演技、パチーノら名優の存在感で魅せる。上昇志向の強い悪女パトリツィア、経営能力のない浪費家マウリツィオ。まあどっちもどっち。
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