トイ・ストーリーのアンディが、バズの玩具を買う切っ掛けとなった映画、というコンセプトは面白いですね。
もともと吹き替えは観ない人ですが、クリス・エヴァンスがバズの声をやってるというところが注目ポイント。
クリエヴァの声のキャラが、キャプテンとか呼ばれていると条件反射的にニヤリとしてしまいます。
画のクオリティの高さは言わずもがな。キャラの表情、動き、宇宙船、ガジェットなどのデザイン安定。
しかしながら、ストーリーは凡庸。
アンディがこれを観てバズを好きになったというところがあまり伝わってこなかったですかねぇ。
いくらアンディがこの作品を観た時の年齢が低かった(5歳?)としても、飛び回るバズがたくさん観られるわけでもないし。
カット構成も特に惹かれるところもなかったし、型にはまったオーソドックスな演出に終始していたように思われました。
安定感をいい意味で受け入れられるかどうか。
私的にはとても普通に感じてしまう作品でした。