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バズ・ライトイヤーのNuSukeのレビュー・感想・評価

バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)
2.7
バズの物語という訳だが…

とある惑星から脱出する為に何度も飛行実験を繰り返し、その度に月日が経過していく前半。
パートナーがドンドン歳を重ねるのを寂しそうに見つめるバズに対して周りは何も言わないのかと思ってしまう。
バズからしてみれば数分の事でも星に残された人々からすれば数年間の事で、その間に別の道を模索してしかるべきだし、誰かしらはバズに提案しなかったのだろうか?
そこでの暮らしに慣れてきた人々とバズとの間の温度感に違和感があった気がした。

そして、後半へ。
後半ではイジー達にバズ共々イライラしながら物語が進んでいく。
後半は後半で結構物語の進行がゆっくりでそれはそれでイライラ…
それでも進む物語の中で明らかにされるザーグの正体には驚かされた。
でも、結論がなぁ…
あの惑星が今の故郷って着地は強引過ぎると思うんだが…
愛着持つ程バズはおらんし、きっかけも特段描かれる訳ではないからこそメッチャモヤモヤした。

とにもかくにも、個人的にはトイストーリーのバズで良いです。
それ以上の物語はいらない気がする。
昔あったアニメーション版の方がまだ良かったと思う。
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