かすん

劇場編集版 かくしごと ―ひめごとはなんですか―のかすんのレビュー・感想・評価

4.5
テレビアニメ「かくしごと」の劇場総集編。

「さよなら絶望先生」の久米田康治原作。
自分は原作未読でflumpoolがオープニングをしていたことと絶望先生を昔読んでいたこときっかけにアニメを見た。えらく感動し翌日には映画館に向かっていた。

気に入った点としては1番は親子愛。できすぎなくらいに仲の良い後藤親子を見ていると心が暖まる。終盤の絆は言わずもがな。そして姫がなんともかわいい。あんな素直な子どもはファンタジーだと思いつつも癒される。
他の登場人物の大半もも絶望先生のキャラクターの面影を残しておりその点も懐かしかった。

今作はアニメの総集編である。前日にアニメを通してみていた身としては新鮮さはあまりなかったが、やはり最後の追加カットと母親のエピソードを見ることができるのは大きかった。エンディングの「君は天然色」の味わいが大きく変わる。
抜き出し部分としてはほぼ妥当だとは思うが千田とハチがやや不自然なのは気になった。

原作もいずれか読んでみたい。